ふたりだけの世界
こんちはかかしです。
双子の娘も2歳になり、少しづつ単語を話すようになってきた。
目に映るものすべてに興味がある様で、指さしては何かを言っている。
二人を連れて散歩しているときのこと、長女が空に向かって指をさし、何かを伝えようとしている。その方角を見るが、特に何もない・・・
すると次女が同じ方角を指さしてなにか言っている。
そして、お互いに顔を合わせて何やら会話した後、笑いあっていた。
二人には、わたしには見えない何かが見えているのだろう。
そこには確かに二人だけの世界が広がっているようだ。
一人取り残された私はその光景を見ながら、少し寂しい気持ちになっていた。
そうしていると、それを察したのか、いきなり次女が私に詰め寄り、手を引っ張って、またその方角を指さす。
私はその方角を見ながら「うんうん」と、うなずきながら空を見上げるのでした・・
ほなまた~